賭け麻雀はなぜ日本では違法なのか?

近年は麻雀は知的格闘ゲームの一環で、しかもお年寄りのボケ防止にも良いということで急速に広がっているゲームです。

実際に幅広い年代層からも親しまれ、それにちなんだ漫画やテレビなどもあるぐらいで、実際に4人打ちの場合であれば、4人の人数が揃えば楽しむことができるメリットも存在します。

ただ以前より麻雀を行う上では、ただゲームとして行う上では白熱がしない理由からもお金を賭けることで行われることも多いです。

やはり緊張感があり、夢中になれる要素があるからとなります。

仲間内でも暗黙の了解で行われることもあり、実際に多くの方が警察に捕まっていないだけで行われていたりします。

麻雀がそれを行う理由には点数を争う勝負であるからで、例えば持ち点を競う形で行うため、点数をそのまま円に換算することでお金で計算することも可能です。

つまり計算しやすく、競いやすいゲーム性が存在からが行われる理由の一つとなります。

それを行う場合には、大抵はレートを決めることが多く例えば点一と言われれば1点を1円と計算する形で行われます。

現行の犯罪を取り締まる法律である刑法では、第185条と第186条によって賭けを行う行為は禁止されています。

賭博の根拠は「偶然で決まる勝負事」が存在し、それによってお金を賭ける行為があることです。

麻雀も上手い下手は存在するゲームですが、配牌による偶然性に左右することもあり、それによる勝負事であるため、それにお金を賭けることは禁止されます。

なぜ処罰の対象になるかについては、最高裁の判例でも解説されており、「諸国民をして怠惰浪費の弊風を生ぜしめる」点を挙げています。

つまり仕事などの勤労を行うことで暮らすのが当たり前であるため、もしそれを認めてしまうと働かないでそれに熱中してしまう風潮になってしまうからです。

また憲法の第27条に謳う「健康で文化的な生活の基礎の勤労の美風が失われる」点を挙げています。

他にも賭博行為に伴う「暴行、脅迫、殺傷、強窃盗その他の副次的犯罪を誘発する」点と「国民経済機能に重大な障害を与える恐れがある」点も指摘しています。

実際に人間が犯罪行為を行う温床にはギャンブルでお金を使い果たしてしまい、それによって犯罪を行うケースが見られることも多いです。

判例自体は古い時代のものですが、現代でも一定の説得力が存在するのも事実になります。

麻雀でお金の賭けを行っても大丈夫だろうと考える方も多いですが、実は警察の捜査が入れば当然に賭博罪の構成要件に該当するため、捕まる可能性も存在します。

ただ捜査の実務上においてはレートが関係しているとされ、明らかに店側が加担していないこと、一日ほんの数万円程度の金額しか動かないレートの場合は賭けが違法であるけれども違法性が少ないと評価されるだけの話です。

つまり警察の捜査機関は取り締まりの明確な基準を設けていないのにすぎず、取り締まりを本格的に行おうとすれば、法律上、賭博性のある麻雀は総て取り締まることができる話になります。